2005年01月31日 掲載記事一覧
2005年
01月31日「仰げば尊し」歌わないの?
卒業式で今いちばん歌われているのは「旅立ちの日に」なんだって。なんじゃその歌。知らんど~?!卒業式と言えば仰げば尊しでしょ~。その前奏聞いただけで条件反射でウルっときたってもんなのにさあ。おばちゃん悲しいよ、さびしいよ。
フジ土曜夜10:30からの情報系番組、EZ!TV でやってたの。その「旅立ちの日に」って歌がどうやってできあがったか、そしてひろがっていったか、今中学校や卒業生達にいかにその歌が愛されているか、特集してました。なんか非行やらで荒廃している中学校の校長が、歌で学校を立ち直らせようと、音楽の先生と作詞作曲したとか。そんで生徒達にその歌大人気だって。
現代語での歌詞だからね、きっと感情移入しやすいんだろうね。私自身、前奏聞いただけで感極まることの出来るほど思い入れてる「仰げば尊し」でも、その歌詞の意味全部理解しているか?と問われると、きびしいもんなあ。
●ほろびゆく日本語を憂ひて
歌詞の意味をクイズ形式で教えてくれるよ歌詞の意味の解説を読むと、
♪思えばいととし この歳月
の「いととし」は「愛しい」って意味ではないらしい!♪今こそわかれめ
の「わかれめ」の「め」は結び目とか分かれ目とかの「目」じゃないらしい
意味わかんなくてもねえ、私にとって、やっぱり卒業式ソングは「仰げば尊し」だよねえ。じーんとくるのはこれでしょ。こうして若者達とは共通の「じーんとくるもの」が違っていってしまうんでしょうねえ。さびしいわ。「蛍の光」も「仰げば尊し」も明治時代の歌なんだって。そりゃもう古典だわ。歌詞の意味がわからないと感情移入もしづらくって、若者達に受け入れられづらいんだろうな。けど、平成になっても明治の歌を歌えるってすてきなことだと思うなあ。自分の親も、そのまた親も、世代を超えてみんなが知っている歌。誇りをもって歌い継いでいってほしいな。
番組ではこの卒業式ソングで学校が立ち直ったというではないか。新しい歌で若者達の更生が図れるのなら、伝統よりも優先されるべきかな。若者達が健全になれば、またいつか、伝統を大切にする心も生まれることでしょう。
卒業式シーズンになると国家を歌う、歌わないでもめるニュースがでてくるのは悲しい。伝統だからと言っておしつけても歌わないだろうな。国やその伝統に誇りをもてるようになれば、自発的に歌えると思う。
そうそう、サッカーの国際試合を応援に来る若者達は会場で一生懸命君が代を歌うんだけど、学校では歌わない人が多いんだって。選手が、ファン達に、「今歌ったように、サッカー会場でない場所でも歌ってください」って言ったとか。その選手えらい!!